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11月29日の日経新聞の一面に、“御社の存在意義は何ですか”といった内容の記事が掲載されていた。私は常々、“最近の若者の意識としては、経済的な満足はもとより自分は社会の役に立てているかといった社会との繋がりも重視するようになっている”と考えていただけに、この記事の内容はすんなりと腹に落ちた。会社は何のためにあるのか、社会での存在意義を明確に掲げる経営を“パーパス経営”と言っているようだが、この考え方が今広がりをみせているとのことだ。働く若い世代の側から見ると、社会への貢献や存在意義が明確に示されない会社に自分の将来を託すことができないと感じているということだろう。記事によれば、消費者から見てパーパスが明確な企業ほど市場評価も高いといったデータも示されている。収益を過度に追い続けている会社への警鐘なのかもしれない。
起業したばかりの会社の場合はどうであろうか。会社は何のために存在しているのか、を明確にしておくことは、起業間もない時期には特に重要である。鶏が先か、卵が先かの議論になるが、起業してスタートした以上、会社を持続的に発展させていかなければ、社会において存在し続けることさえできない。存在意義を問う以前の問題である。あるアメリカの経営コンサルタントが何かの著書に書いていた言葉がある。「会社にとって収益は、人体にとっての酸素と水分のようなものだ。それらは人生の目的ではないが、それらがなければ生きていけない。」起業間もない会社がこの収益を上げ続けるには、数々の苦難を乗り越えていかなければならない。心が折れそうになることもあるだろう。様々な誘惑に負けそうになるかもしれない。その局面において、自分は○○を実現するために、あるいは社会全体の□□のためにこの会社が存在するのだ、という軸がしっかりと確立されてしていれば歩むべき道筋を見失うこともないである。
このように、収益を追い求めるだけ、あるいは存在意義を突き詰めるだけといった取捨択一の問題ではなく、両方の要素が相まって初めて会社が誰(お客様、従業員、株主、そして経営者自身)にとっても魅力的なものになる。起業し会社を経営しようとしている方々に、是非とも考えていただきたい永遠のテーマである。
【2021年12月4日】
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